よく歌い、よく笑う。

2015年10月に生まれた突然変異体(ダウン症)ニャタは育っています

先輩ママに癒されて、プレママ友を求めて

 職場にパートで来ている年上の女性が、「体調は大丈夫なの?」と声をかけてくれた。8歳のお子さんがいる、女性としての先輩だ。「妊娠4~6週くらいの超初期の方が辛くて、つわりのピークは10~12週くらいって言うから不安だったけど、10週に入った今の方がよっぽど楽です」と言ったら、「あら私もそうだったわよ」と! そうなんだ。やっぱりそういう妊婦もいるのね。妊娠超初期に、唾液が出てこない感じで、口の中が乾燥していたのもいっしょだった!! そんなこと、インターネットで調べても、妊婦さん向け雑誌を見ても書いてないから、私だけの問題なのかと思ってた。妊婦健診に行っても、普段お医者さんにかかることなんてあんまりないから緊張するし、そういう細かい話までできなかった。

 それから、私は自分も妊婦なくせに、クリニックの待合室にお腹が大きい人が3人も4人もいて気持ち悪いと思ってしまったのだけれど、パートさんもやっぱり妊娠中も妊婦が好きになれなかったそうだ。自分が妊婦なのも受け入れられなくて、注意されながらヒールを履き続けたり、普通の洋服のウエストにゴムを付けたりしてマタニティーウエアも着なかったんだって。妊婦になりきって幸せと思えない自分に罪悪感を持ってたのが、一気に晴れた。

 やっぱり周りにプレママ友がいた方がいいんだろうな~と思って、母子手帳をもらった時にいっしょに渡された妊婦教室の案内を見てみたら、妊娠20週以降だし、うちの地域は木曜日にしか開催していない。4月からアルバイトにされちゃったら、行けるようになるかな…。でも、私は気の合う少数の友達と固まっているタイプで、みんなとわいわい仲良くできる性格じゃないから、地域の年齢や経歴がさまざまな妊婦さんの中に入っていけない気がする。お母さんがこんなじゃ、産まれてくる彼子ちゃんも社交的にはならないだろうな。ま、いいんだけど。