よく歌い、よく笑う。

2015年10月に生まれた突然変異体(ダウン症)ニャタは育っています

臨月の夫婦関係

 夫の言葉に反応してしまう臨月。「(出産の立ち合いに)間に合うかなあ。」と呟かれて、「間に合ってよ!」と心で叫ぶ。「すごい痛いらしいよね、頑張ってね」と言われて、痛いって改めて言わなくていいのにとイライラ。上司の何とかさんは、奥さんが里帰り出産で、飲み会中に生まれていたけど電話連絡を受けたのが翌日だったという話をされて、「あなたもそうしたいの?この期に及んで飲み会に行きたいの?」と疑心暗鬼になる。たぶん、夫としては悪気のない、何気ない、深く考えていない発言なのはわかるんだけど。今、この臨月に、お腹が大きくてしんどくて、いつ生まれるかドキドキしていて、無事出産できるか心配もしている時に、ちょっと不用意な発言なんじゃないのって根に持ってしまう。

 やっぱり、先に出産している友人や実家の母は、その点で頼りになるアドバイスをくれる。「出産の時びっくりするくらい痛くても、絶対大丈夫だから落ち着いてね」とか、「出産や産後にいろんな状態の人がいるのは知ってると思うけど、あなたの今までの健康状態なら問題ないから」とか言ってくれる。やっぱり妊婦の心配を手に取るようにわかってくれるのは出産経験者に限るもんだ。