よく歌い、よく笑う。

2015年10月に生まれた突然変異体(ダウン症)ニャタは育っています

おっぱいをがんばる

 おっぱいがたくさん出るように、水分をいっぱい飲むようにしている。母乳の量を増やすには、水分摂取が肝心らしい。食事もせっせと食べている。現代日本のお母さんは、カロリーは足りているというけれど、最近がんばって食べないと痩せてしまうし、中学生の時以来の体重にまで減ってしまっているから、やっぱりカロリーも必要だと思う。

 甘いものや油っぽいものを食べると乳腺炎になるというけれど、さっぱりした和食ばっかりではやせてしまう。グラタンみたいな洋食や、仕事の合間にお腹が空いたらクッキーなんかのお菓子も食べるようにしている。乳腺炎には確かになったけど、それはたぶん食べ物とは関係なかった。赤ちゃんの調子が悪くて数日ほとんど眠れなかった時になったから、赤ちゃんのおっぱい飲み残しとか、搾乳する余裕がなかったこととか、疲労がピークに達していたこととかが、乳腺炎を招いたんだと思う。39度まで熱が出て、わきの下だけじゃなくて肘で熱を測ってもやっぱり高くて、ふーふーとしんどかった。保冷剤や冷却シートで冷やしたら、すごく気持ち良かったのを覚えている。

 やっぱり母乳を飲むことは赤ちゃんにいいらしいから、結構頑張っている。もし、もう完全ミルクにしてしまったら、授乳時間も短くなるし、おっぱいのあれこれ(量を増やす努力とか、飲み残しの搾乳とか)も要らないし、夫に授乳を頼むことも自由にできることになって、育児はかなり楽になると思う。その分を、赤ちゃんに還元できるのもいいかもしれない。でも、やっぱり、母乳育児を諦めることができなくて、今日も文字通り身を削るようにして、おっぱいおっぱいしている。