よく歌い、よく笑う。

2015年10月に生まれた突然変異体(ダウン症)ニャタは育っています

ハッピーストラップの購入を検討している方へ

 Happy strapは、買って良かったと思う。1個目は生まれて割とすぐ、それでも情報を知って、アメリカからインターネットとはいえ英語のサイトにたじろぎながら買って、0歳3か月にはなってた頃だったかな。それから、大きくなって、一度ワンサイズ上に買い替えた。それが1歳頃だったかな、それから数ヶ月して使わなくなった。おむつ替えの時にしっかり動き回るようになったから、ストラップを着ける大変さが増大したこと。それだけ体がしっかりしてきて、何となく、このまま順調に育ってくれるかなという自信を持てたこと。

 もっと長く着けていても良かったかもしれないし、2歳半でまだ10歩くらいをよろよろと歩くのだから今でも着けたらいいのかもしれないけど、子育てにもメリットとデメリットのトレードオフが必要なのであり、後悔はしていない。2万円近くするのに、2個目は大して使わなかったけど、まあ子育てなんて、大事にしていた服が季節を待つ間にサイズアウトするとか、奮発したオモチャを子どもが気に入らないとか、良くあることだから。入院して付き添うと、いくら医療費がタダでも色々と費用が飛んでいくもので、元気なら何より。

 小児科の主治医もPTの先生も、ハッピーストラップを見たこともないと言って、必要ないんじゃない?という感じだった。私が知りたかったのは、悪いこと、体や発達への害が無いかということだったけど、先生たちはお互いにお互いに聞いてみたら?という感じだった。でも幸いなことに、親が医者なので。医師承認の下で、我が子に装着することができた。

 ハッピーストラップの代替案として、きついパンツみたいな商品もあって、手作りしている方もいるみたいだけど。私の考えでは、そちらの方が体に合わないリスクは大きいと思う。局所循環(お尻周りの皮膚とか筋肉の、血の巡り)が悪くなりそう。効果も、構造から考えて、ハッピーストラップの方が強いと予想した。

 肝心の、我が子における効果だけど、1歳くらいまで割と発達が良くて、主治医から何と「これを着けているのがいいのかしら?」というお言葉を頂けた程。でも、その後のあんよや発語はゆっくりになってきたから、わからないけどね(聴理解はいいです、関係あるか知らないけど)。どちらにしても、たった一人のことで比べる相手もいないし。 

 ただ、ハッピーストラップ使って良かったなって感想を持ってるし、2年ほど前、自分が調べたかった時にはインターネットからあんまり情報を拾えなかったから、ここに落としておきます。必要な人に、届きますように。ちなみにハッピーストラップは、ダウン症とか、筋緊張が低い(体が柔らかい)赤ちゃんが使うと良いと言われている発達促進系の療育グッズです。そもそも、そういう子の親が開発したらしい。

 あの時の迷いや不安が大きかったから、今はとにかく可愛くて子育てが楽しくてしかたがない。もちろん、これから何が私たち親子を待ち受けているのか知らないけど。いっしょに育てていきましょう。