2020-01-01から1年間の記事一覧
ニャタ5歳。発達年齢は2歳半相当。そろそろ、私が自分がどうだったか思い出せる年齢になってきた。 私はぼーっとした子だった。幼稚園に年中から入って、帰りのバスが何ルートかあって、どのバスに乗れば良いのか分からなくて泣いた記憶がある。同じ学年の友…
お風呂にて、おままごとしている息子。 ニャタ「○■△やきそば」 私「(聞き取れず)パンダ焼きそば?」 ニャタ「パンダうさぎコアラ。コアラ焼きそば」 私「コアラ焼きそば?」 ニャタ「カアカア、コアラ食べ物違う」 私「(お利口さんなお返事に更に期待して…
支援センターで「新しい生活はどうですか?」と聞いてもらって、「今のところ、上手くいっているようです」と答えることができた。新しい家族が、私たち親子に気を遣ってくれているのも分かる。でも、小さな子と接したことが無いわけだから当然で、例えばニ…
食事は、ご飯もおかずも、自分でスプーンを持って食べられた時があった。3-4歳の頃かな。今では全部、食べさせてもらう。でも、やろうと思えばできると思う。同じような動作はできる。手づかみは嫌うし、こぼしたものが付くのも嫌らしい。まあ、一番自分で…
新しい夫、という言い方もどうかと思うけれど、そういう人から「ニャタの誕生日はどうすれば良い?」と聞かれた。「プレゼントは私や親がたくさんリクエストされていて十分だし、ケーキも何も決まったもの以外食べないし、去年までは部屋の飾りつけをしてい…
朝5時過ぎにニャタが起きたので、「もう少し寝ようよ」と声をかけた。一瞬で再び寝入った私が、変な音で目を覚ましたのは5時半前。ニャタがしくしくと泣いているではないか。お腹が空いた、とのことだけど本当か? 色々様子を見ながら、朝食を準備する。い…
おままごとをしたいというので、ちょうど切ろうとしていたパプリカのヘタの方から、蓋を取るように大きめに切り落として与えた。それから、刃のついていないヘラのように切れるという子ども包丁と、100均のまな板を渡した。 何やら調子よくぶつぶつ言いなが…
鼓膜にチューブを入れて、中耳炎が良くなった。でも、数日前から耳を気にする素振りがあった。見た目では何ともなっていなくて、せっかく良くなったところなので認めたくない気もちもあって、様子を見ていた。 今日は通所の送り迎えを母に頼んで、私は仕事に…
「僕はもうすぐ5歳になるので、ボールを買ってください」と言った。完璧な文章、しかし内容はどうなのか。空気を読む派の染色体のはずなのに、と思うことが多々ある今日この頃。100均の店先で、周りの人に聞きとられたら、あまりに健気だし。私は教育的じゃ…
そういえば、ニャタの歯ぎしりが激減している。引っ越して、生活が落ち着いてきたからか。そうだとすると、歯ぎしりの原因は環境であり、私の責任として心苦しくなってくる。時期的なもの、ということにさせてもらおうか。特に歯が生えてくる時期でもなかっ…
重い物を持ちあぐねていたり、固い蓋を開けるのに苦労していたりすると、どこからともなく「やりましょーか」という古風な声掛けを頂く。ニャタだ。最近、身長も体重もとうとう-2SD をはっきりと下回り、ますますコンパクトだけど活気のある子だ。 新しくや…
二人で布団に転がって歌など歌ったり、ワンオペ育児はしんどいけれども、気楽な瞬間もある。「早く寝なさい」とか「寝る前に騒ぐから寝付けないのよ」とか、言われなくて済むからね。大きな声で合唱する。 ニャタがふと私の方を向いて、「右耳にまた水が溜ま…
午後から機嫌が悪くなってきて、そんなに体調悪くなさそうだし天候のせいかな、蒸し暑いの苦手だし、と思いながらも冷房で冷やしすぎるのも怖くて。結局、夜のお風呂で蛇口から少しだけ水が出るようにしてあげたら、すごく楽しそうに、小一時間程ひとりで喋…
ニャタと二人きりの将来を悲観するわけではないけれど、何となくそれを想像できないでいた。だからといって、「自然な出会い」など無さそうなので、「人工的な出会い」を探してみた。そして、三人暮らしが始まった。ニャタと、私と、ニャタが初対面から迷い…
全身麻酔からの目覚めの一言、「元気になりましたー」だったり。母子分離の際の一言、「以上です!」だったり。 全身麻酔から「元気になりましたよー」と言いながら目覚めたニャタ。中耳炎の鼓膜チューブしました。— カアカア (@twp_tokyo) 2020年7月14日 「…
「ニャタくんが、朝の薬を飲んでいないと言っていますが、本当ですか?大丈夫ですか?」と連絡がきた。ああ、本当だ。でも大丈夫。今朝の薬は下剤の酸化マグネシウムだけだから、今日のところは許してもらおう(ニャタに?先生に?うんちに?)。なんなら、…
新しく借りた狭い部屋は、設備も今までのファミリータイプとは違って、たとえばお風呂も自動でお湯を入れる機能とか無くて、「そうか」と思う。でも、台所の周りにおもちゃを置いて、そこで遊んでいるニャタを見ながら家事ができるし、ニャタも凝縮された配…
引越しに向けて、おまるを買うことにした。ちなみに今も持っている。引っ越し先のトイレは狭いので、おまるではなくて補助便座が良いかもしれない。これからも、母の所にニャタを連れてくることもあるだろうから、おまるは置いていこう。もう3年くらい前に…
もうすぐ5歳になるニャタは、相変わらずサバを読んでいる。「3歳終わって、5歳終わって、4歳」になるそうで、自由だ。 甘えっ子が激しい。生まれた時は泣く力も無かったし、その後も抱きつく力も無かったし、だからいつから甘えっ子なのか分からない。も…
キャッチボールをしながら、「小さい投げると(手をひらひらさせて部屋の隅の家具の隙間を指す=そっちへ転がって行ってしまう)。大きい投げると(振りかぶって投げる真似をして、私が持たされているグローブを指す)届く」。ニャタは大発見をして、しかも…
嫌なことがあると、斜視が悪くなって、元々目の間が離れているし、顔面がゲシュタルト崩壊するキミが好き。 何年間も離乳食中期の形態を食べ続けているキミが好き。おしゃべりは結構はっきりと出来るのにね。 そうは言っても、他人にも伝わる言葉がある程度…
珍しく昼寝の時間を確保できなかった今日は、夕ご飯くらいから愚図り倒した挙句に、よく同じ顔の造りでこうも変われるなというような、「眠くてたまらんです」とでも書いてあるような、ふにゃけた表情で早々に眠りに落ちた。 何でも食べる子だったのが(例外…
何でも良く食べる子だったのが(和風に味付けし離乳食中期レベルに仕上げた肉、魚、野菜に関してだけど)、選り好みをするようになった。前回は食べたスープの残りを今度は食べられないと言ってみたり、代わりに昨日食べたのと同じスープを食べたいと言って…
朝ごはんの支度をしている時に、ニャタの歌声が聞こえてきた。赤ちゃんの頃は抱っこして、その後はキッチンにイスを持ち込んで座らせて、台所に立ってきた。でも最近は、台所に座っているのも嫌だし、一人も嫌で「遊んで遊んで」で、朝ごはんの支度をするの…
部屋ってすぐに散らかる。朝からバアバが、テーブルのチラシや床のおもちゃを、あるべき場所に片づけ始めた。「昨日届いたナゾナゾの本は出しておいてね、今夜でもニャタにやってみるから。片づけると忘れちゃうからさ」と私は頼んだ。「それってどこにある…
最近の彼は育てやすい。まず、病院に行くことが減った。コロナで抑えているところもあるので、ぼちぼち定期の循環器やら耳鼻科に行って大変なことになっていたら本当に嫌なのだけれど、とりあえず毎日は元気そうに暮らしている。 イヤイヤ期をいい加減に通り…
万年反抗期のニャタは、否定形の文章を手に入れた。「パンツを履くしない」「食べるない」と、オリジナリティーをもって言ってくる。 ベビーサインはほぼ絶滅した。自然にお互いにサインでしゃべっていたようで、消えてみると寂しく感じる。広い世界から区別…
お風呂上りに私がドライヤーを使って部屋へ戻ると、ニャタに服を引っ張られた。ニャタのもう片方の手は、お絵かきボードを指している。ニャタは描くことを好まないのでしばらく眠っていたが、この数日は予定を書いて使っているものだ。 「ライオン、まる、か…
心がどういう風に出来上がっていくのか、今一つ分からない。生まれた時からニャタを観察していれば、一つずつ見えるかなと思ったんだけど、いつも気がつくと次の段階に進んでしまっている。 ニャタが背中を向けて、座って遊んでいた。後ろをバアバが、家事を…
自分でスケジュール管理をやりはじめたニャタ4歳、中身は1~3歳。朝起きて、しりとりカードと神経衰弱ゲームをしてから、朝ごはんの支度。朝ごはんを食べ終わって、ボール投げをしてから歯磨きと着替え。ビデオを見てから散歩に行って、帰ってきたらまたビデ…