よく歌い、よく笑う。

2015年10月に生まれた突然変異体(ダウン症)ニャタは育っています

赤ちゃんを迎える準備

 健診で子宮口が開いてきたと言われた。妊娠39週。妊娠10か月。赤ちゃんの心音も問題なし。はじめ、2,30分モニターした後に、「赤ちゃん寝てるみたいですねー」と言われてもう一回になって、後から来た妊婦さんが先に帰って行って焦ったけど、結局大丈夫だった。

 子宮口が開くのと、陣痛や出産に至るには、かかる時間は人それぞれみたいだ。だけど、いよいよだなと思う。来週の健診でもまだっぽかったら、計画分娩の入院を予定すると言われたけど、どうかな、そこまでに生まれるかな。

 この期に至って、毎日、しんどくなってくる。今朝はコーヒーを淹れるのでさえも、「誰か(夫しかいないけど)やってー」という気分だった。でも、積極的に散歩したりしてる姿をみて、それから職場で「俺なんか奥さんの妊娠中も忙しくしてたし、今だって家のこと何もやってないよ」みたいにうそぶく上司たちに囲まれて、うちの優しい夫も私がそこまでしんどいとは気づけないようだ。食器を運んだり洗ったりはしてくれるけど、私がコーヒーを淹れてトーストを準備している間は、食卓で新聞を広げていた。

 まあ妊婦さんは動いた方がいいんだけど。出産への不安、子育てへの不安がつのるこの時期、夫の態度も妙に気になってしまう。これから、この人と二人で、いろんなことを乗り越えていくのだから。お母さんとお父さんになるのだから。

 レンタルのベビーベッドもセット済み、粉ミルクや紙おむつもちょっと買ってみたり、かわいいベビードレスを頂いたりもして、準備万端。幸せな気持ちでこれを使う時がもうすぐ来るって、信じていいよね。