よく歌い、よく笑う。

2015年10月に生まれた突然変異体(ダウン症)ニャタは育っています

家庭での教育方針

 子育ての難しいところは、一回きりでやり直しがきかないことだったり、この子に(習い事とか)何かをやった場合とやらない場合と結果の比較ができないことだったり、とにかく母親って責任重大だなと思うことだったりする。

 モンテッソーリとか、シュタイナーとか、有名な教育方法というのがいくつかあるみたいで、特にモンテッソーリ教育法は障害児教育から発達したみたいだし、うちの子にいいかなと思って本を読んだりしてみた。前頭葉を発達させるみたいで、最近は「情緒豊かに育てましょう」という時代だから、違和感があった。それに、モンテッソーリ教具は高いし、素人が家庭で買ってもしょうがないみたいだし、やっている園は遠いし、一つの教育法という型にはめるのもどうかと思ったりして。どっちみち、うちの子は普通の幼稚園にはなかなか受け入れてもらえないかもしれないけど。

でも3か月を迎えて、子どもはどんどん勝手にという感じで育っていて、それについていくのが精一杯になってきた。0か月、1か月の頃は、この子を何とかしなきゃと思って、マッサージしてみたり、やたら話しかけてみたり、気を遣っていたけれど。今では子どもがおしゃべりすぎて相槌を打つのも大変だし、手足バタバタさせて動くから安全確保する方が最優先になっている。新米お母さんは、子どもの成長を追いかけるばかり。そして、それでもいいんじゃないかと感じはじめている。