よく歌い、よく笑う。

2015年10月に生まれた突然変異体(ダウン症)ニャタは育っています

離乳食を開始してみた

 離乳食をはじめた。0歳5か月。標準的な時期になった。まだ椅子に座る姿勢が安定しないけれど、私たち大人の食事を見て唾液を垂らす反応は出てきたので、前のめりにはじめてみた。

 重湯から数日で10倍粥へ。手足をパタパタさせて、全身で「おいしい、おいしい」と表現する子どもが可愛い。口の周りはべったべた。なぜか目の上に米粒が。ビニールエプロンをしたって、お着替えが必要になるくらい洋服のあちこちも汚れる。

 お野菜も開始して、大根とか、ほうれん草とか、人参とか、軟らかく煮て裏ごしする。道具は、母の勧めに従って、離乳食作り用のセットではなく、使いやすそうなちゃんとした裏ごし器とすり鉢・すりこ木だけを買ったけど、いい感じだ。市販の野菜ペーストも買ってみたけど、びっくりするくらいに後味が苦かった。料理が得意でない私が煮た野菜の方がよっぽど甘くて、裏ごしするのも簡単だったし、製氷皿のような小分け冷凍容器に10個くらい一気に作れてしまった。

 子どもは野菜をえり好みなく美味しそうに食べてくれる。リンゴも大好き。バナナだけはすすまなくて、味見してみたらペーストバナナはなんだかずいぶんエキゾチックな味がしたから、また大きくなってかぷりと食べられるようになったらあげてみようと思う。

 料理はめんどくさがりな私なのに、離乳食を作る時間はとっても幸せ。お米やお野菜が甘く柔らかくなって、子どもが喜んで食べて、元気に大きくなるかと思うと、とっても幸せ。