たっちゃん0歳6か月。レンタル中の小さ目ベビーベッドから、はみ出してきた。柵の間から手を出してみたり。寝返りすると、半分まで下げてある柵を乗り越えんばかりの迫力。布団を用意して、レンタルを早期終了にすることにした。布団からゴロゴロはみ出していきそう。スリーパー着せとかないと、掛布団なんてすぐどっか行っちゃいそう。でも、憧れの家族3人川の字寝にいよいよなるのが楽しみだ。暖かくなってきたし、何とかなるだろう。
高い高いをするとウキャキャと声を出して笑う。ひきつった笑顔のような、満面の笑みになる。もう少し静かにあやした時とか、目元涼しく笑う時もある。それから、お腹が空き始めた時の不満そうな顔。ぶーっとして、かわいくないのがかわいい。洗濯物が落ちてるとか、引き出しが開けっ放しとか、そういう面白いものを見つけて手を伸ばす時のキラキラした顔。瞳にいたずらっぽさも光っている。それから、それから、この半年で色んな表情をするようになった。
抱っこしている時とか、穏やかに大人っぽく笑う時もある。それは慈悲深いというか、赦されている感じがする。丸々太って大仏っぽいからではないと思う。赤ちゃんの無垢さは神様に通じるような、赤ちゃんの無限の可能性は神様に通じるような、私の全てを赦してくれるような笑顔。お母さん、そんなに悪いことをしてきたわけじゃないけど。特に、お母さんとして、あなたに謝らなきゃいけないことは何にもないくらいだと思うよ。ずっとずっと大好きで大切だよ。