よく歌い、よく笑う。

2015年10月に生まれた突然変異体(ダウン症)ニャタは育っています

歌を歌う赤ちゃん

 たっちゃん0歳8か月。歌を歌うようになった。

 0か月の頃から、何なら胎児の頃から、童謡のCDをかけて、歌って聞かせてきた。CDやテレビの音声は声や言葉ではなく、音としか認識されないときいて、お母さんは頑張って歌詞を覚えて、歌い聞かせてきた。ガラガラが持てるようになったら、持たせて、お母さんも持って、リズムに合わせて振って見せた。流石にたっちゃんが歌に合わせて振ることはなかった。

 この数日、CDをかけて歌を歌って聞かせると、たっちゃんも「あーうー」と、普段のおしゃべりよりも長く、そしてなぜか低い声を、出すようになった。これは完全に歌だ、とお母さんは確信する。まあ音程なんてないし、リズムもないんだけど、音楽の3要素の何れも備えてないんだけど。明らかにしゃべりではなくて、たっちゃんは歌っている。

 赤ちゃんの歌が、どうやって大人の歌みたいになっていくのか、言葉の発達にも影響するのか、気になる。とっても悦ばしいものだと思う。歌っている時のたっちゃんは、一生懸命で、満足気で、とっても可愛い。お母さんも一緒に歌う。とっても楽しい。赤ちゃんとお歌の時間、もうお散歩するには陽射しの暑すぎる昼間、クーラーで涼しくした部屋で、至福の時間。ぞうさん、犬のおまわりさん、おもちゃのチャチャチャ、さっちゃん、レパートリーは尽きない。