仕事から帰ってきて、たっちゃん0歳10か月と過ごす時間が、本当に幸せ。だったら仕事をやめればいいじゃないとか、毎日一日中の育児の苦労をしらないからだよとか、そんなの関係なく、幸せ。
まだしゃべらない子だけど、表情が、しぐさが、あーうー言う声が、いろんなことを教えてくれる。ご機嫌がいい時、悪い時。おもちゃに夢中の時。ミルクが飲みたいとき。いろいろ、わかる。
彼のミニチュアのような物がかわいい。小さなお洋服、小さなお布団。彼が普通の大人サイズの物を使っているとおかしい。シングル布団の真ん中にちょこんといる姿。私が洗濯物を畳む時、バスタオルを引っ張っているうちにくるまれていく様子。
癒されるというのは、このことだ。生きる意味というのは、この子といることだ。たっちゃんとお母さん。お母さんとたっちゃん。二人の世界。とっくに夫も帰ってきているのだけれど。