よく歌い、よく笑う。

2015年10月に生まれた突然変異体(ダウン症)ニャタは育っています

ベビー用品の事故とリサイクル

 ベビーバス転落事件が起きた。たっちゃん(0歳10か月)はこのベビーバスにすっぽり入る小さな赤ちゃんだったのが、すっかりマスターしたお座りで手足がはみ出すくらいに育ち、それから立ち上がりそうにもなり、もうベビーバスを椅子替わりにするのも危なそうになってきてはいた。でも、案外しっかりした作りのベビーバスだし、まさかそんな…と思って、お風呂場の洗い場に置いて、中にたっちゃんを座らせて、ちょっと一瞬お母さんは脱衣場に出たのがいけなかった。ドン、エーン! 血の気が引く思いで洗い場に突入すると、横倒れのベビーバスから逃げ出したようなたっちゃん。幸い、見た目に怪我はなく、ご機嫌もすぐになおって、吐いたりもしなかったし、事なきを得たことにした。でも、やってはいけないことをやってしまった。お母さんは大反省です。

 そしてベビーバスは引退を迎えた。気合いを入れて生まれる前から選んだわりに、あっさりと無用になってしまった。記念にとっておくには、場所を取り過ぎるし。うちの狭いマンションの廊下の棚は、もう着れなくなったかわいいベビー服や、冬場になったらまた登場させるだろう電動鼻吸い器なんかで、もういっぱいなんだ。

 高いものではなかったけど、まだまだ使えるのにゴミになるしかないベビーバス。リサイクルというか、妊娠中の方に差し上げたい気分だ。他にもそういうものは、これからもいっぱい出てくるだろうし、皆さんもそうだろう。地域の何かやママ友コミュニティで、やり取りしている人たちも多いんだろうけど、そういう機会のない私みたいなお母さんが発生しないように、何かうまいやり方があればいいのに。