実録東京生活

この世界を楽しく生きていくために。

ひとつとひとつで、ふたつ!

 たっちゃん(2歳)が自分の両足を指し、両手の人差し指を立てた。私が「ひとつとひとつで、ふたつ!」って言ってあげたら、にっこりした。最近のたっちゃんの流行り。同じものが二つ並ぶと、これをやる。

 数の概念を獲得した、なんて大袈裟な話ではないと思う。もちろん、計算ができるようになったわけでもない。ただ、パターン化した一連のやり取りというか、ゲームみたいなものだと思う。

 それでも、今までとは違う世界に、一歩足を踏み入れた気がする。数量という抽象概念の世界の扉を、トントンと叩いて、そーっと隙間から覗いた感じ。

 たっちゃん、世界が拓けるって楽しいね。わくわくするね。知らない世界で迷子にならないように、広い世界に放り出されて心細くならないように、少しずつ足元を確かめながら、進んでいこう。お母さんが道案内してあげないとね。次は、何がいいかな。「ふたつとひとつで、みっつ!」も見つけてみようか。