別に今更、自分の見た目をどうこうしようとか思ってなかったけど、保湿したら良くなった。見た目が。
かゆいし、かくからか湿疹みたいになって、それを引っかいて小さなかさぶたができて、怪我を治すくらいの意味合いで保湿をした。美容目的ではなくて。使ったのも、ただのグリセリン水と、皮膚科で処方されたヒルドイドソフト。あまりに見た目がきれいになるから、面白くなって、熱心に保湿した。そうしたら、つるつるで潤った肌になった。広告みたいに。
保湿したらキレイになること、そういえば知っていたけど、忘れていた。自分の肌が、保湿が必要な状態であることにさえ気づかなかった。子育てに無我夢中で。これが心の余裕って言うんだな。肌の保湿をしようと気づくことは、私にとって、心の余裕があることなんだ。そうして見た目が良くなって、傍目にも気づかれるんだ。
たっちゃんのお母さんとして、もう少し見た目にも気を使わないといけないな。時間がないとか、お金がないとか、疲れて何もできないとか言って、結局、心の余裕がないだけだと思う。わかっている。でもそれを、どうやって作ればいいのか、まだわからない。