スペシャルニーズの日々

この世界を楽しく生きていくために。

30代になって裸で幸せを実感する

 お風呂上り、たたたと裸で逃げ出すのを、だだだと裸で捕まえて戻ってくる。30代の女性なんだけど、ただひたすらお母さんでしかないから。一方で、2歳のニャタは自由奔放。また逃げ出そうとするのを、「行くならお母さんを倒してから行け!」とか言いながら裸のまま通せんぼをして、とにかくニャタに服を着せるのが先。冷えて風邪ひくといけないからね。

 心の底では、その元気さ、その発達を喜んでいるからこその、冗談交じりの対応。困るわ~という顔の奥に笑顔。

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 自分より「下」っぽい人と比較して自分の幸せを感じるなんて、下賤だと控えていた。でも、障害児の親になって、どんどんそんな風に他の親子が実感してくれればいいと思う。普通に育っているのに、うちに比べたら小さなことを心配したり、その普通の貴重さを尊ばないのは、分かってないなあと思う。分かってないなあ、障害というものを、と思う。もちろん、それぞれにそれぞれだから、その気持ちを否定したいわけじゃなくて。ただ定規の目盛りとして、対照として、ニャタの存在を主張したい。

 うちの子がせめてそんな形で社会のお役に立てれば嬉しい、という気持ちではなくてはなくて。それが、違っても存在していいということだと思う。違いを認めるということが。たたたと非対称な四つ這いが速いニャタ。だだだと不格好なお母さんはニコニコ。