かけがえのない、赤ちゃんの時間。どうせなら、良いものを与えたい。ということで、人気の知育玩具で心ゆくまで遊んでもらいました。
1.ジム
初めての子を産んで、謎だったジムという玩具。やや値は張りましたが、買ってよかったと思われます。
自分で好きなところに移動したり、座って視界がひらけて手が使えるようになれば、子どもは何だって玩具にして遊べるし、それが世界を豊かにしてくれる。うちの子も、2歳になった今は、台所で鍋の蓋を開けたり閉めたり、乾燥機で温まった洗濯物の山に突入したり、色々楽しみを見つけている。
問題は、そうなるまで。寝返りからお座りくらいまでの間、うっかりすると天井を眺めたまま、手先も使わずに時間が過ぎてしまうような頃がある。ジムは、そこに我が子を転がしておくだけで、効果絶大。視野に入ったり、手に触れたりするものを、あれこれいじっていた。まだ自由の利かない体で、環境を楽しみ、積極的に手を伸ばしていた。
赤ちゃんが起きている間、常に遊び相手をしてあげられるような特殊な家じゃない限り(お手伝いさんがいて、専業主婦のお母さんが子育てに専念できるとかかなあ)、このジムとかプレイマットとかいうベビーグッズはかなり必須だと思う。カラフルな色彩や、色々な手触りの刺激になるように作られている。
2.コンビ コップがさね
腹ばいとかお座りで遊べるようになった頃。はじめは、親が積み重ねたのをひたすら倒したり(うちの子の破壊本能異常かと思ったけど全然あるあるらしい)、そのうち1個を手に取って横向きに転がしてみたり。両手にもって打ち合わせられるようになれば、コンコンと乾いた音が大きすぎなくて楽器替わり。
そこまで遊び倒して、本来の遊び方をする前に飽きたかと思えば、最近また凝りだした。タワーを作ったり、大きさ比べをしたり。かわいい我が子の教育に、コストパフォーマンスどうこうとか考えたくないけど、とにかくコスパの良い玩具だ。お風呂用にも便利。
3.フィッシャープライス ゆらりん タワー
ゆらゆらが楽しいかと思って、おきあがり小法師のちょうどいいのがアマゾンに無かったから買ったけど、コップ重ねとかぶった感じになった。あんまり揺れなかったし。でも、一番上の輪っかはガラガラみたいに音がして、それなりに使い勝手があった。おもちゃは、お出かけに持っていったり、数も必要だしね。
4.やわらか吸っても吹いてもホイッスル
買ってすぐは、くわえるところまではお母さんの真似をしてやってくれたけど、吹けなかった。この笛を試行錯誤して、「吹く」ということを覚えてくれればと思って買ったけど、そんなことはなかった。吹く動作をできるようになってからは、これを吹いたけど、音が大きくてうるさかった(マンション住まいなので、ご近所迷惑を考えると)。
アメリカの療育グッズ屋さんから色々な笛のセットを取り寄せたら、この笛のように吹き口が短いものは難しいらしい。だから、はじめて「吹く」ことの練習にはならないみたい。
安全な商品だし、買って悪いことはなかったけど、期待しすぎた。無くてもよい玩具だった。
5.形合わせ
フィッシャープライス インファント はじめてのブロック レインフォレスト FFC84
- 出版社/メーカー: Fisher-Price
- 発売日: 2017/09/13
- メディア: おもちゃ&ホビー
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蓋に空いている穴の形に合わせて、ブロックを箱の中に落とすという、なかなか高度な技術が要求される。はじめは、蓋を取って、ブロックをつかんで箱の中に入れる練習に使うといいらしい。それなら支えてお座りくらいの頃から遊べる。でも、うちの子はなかなかそれをやらなくて、少し焦った。何かの欠陥があるのかと思った。知能というか、性格に。でもいつの間にか出来るようになって、今ではわざと間違えてからの自慢気に見せつけるように生意気な顔でさくさくやってる。やっぱり性格にはちょっと難があるのかもしれない。そんな複雑な人間を育てるのに一役買ったらしい知育玩具。
ということで、障害児のみなさんも、健常児のみなさんも、境界域のみなさんも、楽しくやっていきましょう! しかし果たして知育玩具の効果はあったのか?