よく歌い、よく笑う。

2015年10月に生まれた突然変異体(ダウン症)ニャタは育っています

アトピーは治せる、でも悪化させてしまう原因

 しばらく連休がないこの季節、気持ちが暗くなる。夏休みまで、まだ遠い。過ぎ去ったゴールデンウィークは、思ったより疲れなかったどころか、一息ついて、自分がアトピーだらけであることにも気づけた。

 いくら2歳のニャタが活発になって、自我も強くなったとはいえ、ずっと一緒にいられる生活は安らぎだった。普段は、朝ニャタの面倒を見て、仕事に行って、何とか切り上げて夕方帰り、ニャタを受け取って、最低限の家事をして寝る頃には、もうニャタに起こされる早朝が近づいている。そりゃあ、自分のアトピーに気づく余裕もなくなるというものだ。

 ずっと専業主婦だったら、それはそれでストレスを溜め込むのだとは思う。だけど、今の生活はやっぱり大変すぎる。どうしたらいいんだろう?どうして夫は、私が大変すぎることに気づいてくれなかったんだろう。自分が付き合いを我慢しなきゃいけないことや、子供への接し方を私に注意されることへの、不満ばかりに心を支配されて。

 ステロイド軟膏で取り戻された湿疹のない皮膚が、またカサカサブツブツしてきた。でも、そこに薬を塗る気力がもうない。しかも、つい掻きむしってはその瞬間の快楽に身を任せてしまう。こうした人は悪循環に嵌るんだとわかるけど、どうしようもない。

 ニャタが成長していくことだけが、希望の光。そんなニャタの大好きなお母さんでいるために、悪循環を断ち切り、夫のことを許すか諦めるか忘れるかしなきゃいけないと思うんだけどね。私は忘れるのが得意だけど、ニャタだったら許せるのかもしれないな。