よく歌い、よく笑う。

2015年10月に生まれた突然変異体ニャタは育っています

思考回路(ニャタ3歳半)

 約束どおり、ジイジが遊びに来た。駆け寄るニャタとジイジを居間に残して、バアバはいそいそと自分の部屋へ、衣替えをやりに。私もいそいそと台所へ、明日からの常備菜を作りに。バアバと申し合わせたわけではないので、二人ともが「ジイジが来てニャタから手が離れたら、自分のことをやろう!」と計画していたとは知らず、ニャタがジイジと二人きりになってしまうとも思っていなかったけど、カウンターキッチンで見えるから良し。

 ジイジはとうとう我が家のそばに引っ越してくることを決めたので、最近は物件探しやら引っ越しの準備やらでマメにやってくる。ニャタはすっかり懐いて、物怖じせずに主張するようになった。遊び方とか、そういうことを。でもジイジはまだニャタ語をマスターしていない。ニャタは痺れを切らして、私のところに通訳を求めに来た。薬指を触って、ロボットが歩く真似をする。「お姉さんのロボットって言ってるけど?」とジイジに伝えれば、「ああ(トミカの)ガソリンスタンドから(ロボット)声が聞こえたんだよ。なるほどね」と。なんでロボット声の主が、お姉さんのロボットなのかは私も知らないけど、ニャタはジイジに伝わって満足そう。自分の言うことが伝わらない人がいて、伝わる人から伝えてもらおうって、なかなかいいこと思いついたね。

 しばらくの後にジイジが帰るので、私はニャタに質問した。「今日ジイジにもらった物は何?」と。ニャタは着ているTシャツを引っ張り、「洋服をもらった」と言う。「違うよ、今日は新幹線のアレでしょ」と正せば、指をお箸に見立てて口へ運び「そうだった、新幹線のお弁当をもらったんだった」と思い出す。ユニクロの服をもらうことが多いから、間違えたのね。だいたいスプーン全介助で食べてるのに、指で箸のジェスチャーするのも面白いと思うけど。

 夜になって、真面目な顔をして、洋服のジェスチャーと食事のジェスチャーをやるニャタ。「もしかして、間違えたこと気にしてるの?」と聞けばうなずくので、「間違えることは恥ずかしくないんだよ!そういえば今までニャタが答えられる質問ばっかりしてたかもしれないね。これからは、どんどん間違えていこうね!」と諭しておいたけど、いまひとつ腑に落ちない顔をしていた。

 ニャタが寝静まった今、こうして今日の出来事を思い返して、ニャタはけっこう大人の言うことがわかるし、物を考えているのだなと思った。頑固で繊細でお茶目なニャタよ、明日も元気に遊ぼうね。

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