よく歌い、よく笑う。

2015年10月に生まれた突然変異体(ダウン症)ニャタは育っています

子どもの怒り方が分からない

 持病があって、知的障害があって、言葉で表現することが特に苦手なニャタだから。ご機嫌が悪い時に、何か具合でも悪いんじゃないかと心配してしまう。それで、なかなか怒れないでいる。

 着替えをしたくないとグズる。食事の席につかないとゴネる。遊び中に水分補給を促したら、コップの水をわざと床にこぼす。そんな時に、元気な子のお母さんだったらイラっとできるのかなあなんて思いながら、ニャタの熱や酸素を測ってみたりする。でもいつも、体調面は何ともないんだけど。その時も、その後も。

 怒られるべき時に心配されると、教育上どんな風に育つんだろう。分かってはいるんだけど、きちんと対応することができない。ニャタが大事すぎる…。

 なんて言いながら、結局私の方も不貞腐れたり、ニャタのいたずらを放置しちゃったり、そんな菩薩のような母ではないんだけどね。当たり前だけど、障害児といっても色んな程度や内容があって、その子のすべてが障害ではなくて性格とかも色々ある。ただ、軽度~中等度知的障害で身体合併症もあって、っていう状況にはそれなりの難しさがあるような気が、最近してきた。4年間くらい育ててきて、やっと最近気づいたんだけど。ニャタも母も最初は赤ちゃんだったからね。それとも、いわゆる健常児でも同じなのかなあ。健常児を育てたことないから分からないなあ。

 ニャタよ元気にそだっておくれよ。ニャタなりでいいからね。お母さんも精進します。ニャタを怒れるようにならなきゃいけないんだろうなあ。

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