よく歌い、よく笑う。

2015年10月に生まれた突然変異体(ダウン症)ニャタは育っています

小さなニャタの、心の旅

 ママ友的な知人が、最近よく我が家に来てくれる。ニャタとじょうずに遊んでくれるので助かる。ニャタにとっても、お母さんとバアバの次くらいに親しい人になった。それでも、いっしょに食卓を囲むと、ニャタは緊張のあまり吐きっぽくなる。遊んでる時も含めて、言葉もほとんど出なくなる。そんなお年頃らしい。

 

「お母さんがオナラした事件」

 夕食後、ニャタの歯磨きをしようとして、逃げるニャタを追いかけまわしていた。ニャタは、台所にいたバアバの足に抱き着いた。そして私がそれを引きはがそうとしたとき、「ぷっ」とオナラの音がした。

 パッと振り返ったバアバと目が合った途端、バアバは「私じゃないよ」と。私も手を振って否定する。ということは…。

 ニャタに「今オナラの音がしたよね。誰がオナラしたのかな?」と聞いたら、「かあかあ」と。

 

「一人でお留守番が泣けちゃう事件」

 土曜日も仕事に出かけた私。ニャタはバアバがみていてくれた。そんな中、「明日バアバはお出かけしてくるからね、お利口に待っているんだよ」と言われたニャタ。驚いた顔をして、指を一本立てたんだとさ。

 「え!僕一人でお留守番?」ってそんなわけないじゃない笑。帰ってきた私にバアバがその話を伝えてくれているとき、私が「一人でお留守番できるの?」とニャタに聞いたら、ニャタは涙を拭う泣きまねをしていた。そうだよね、一人にしたらエンエンしちゃうよね。

 ていうか、「みんなが僕一人を置いて出かけちゃう」なんて、ニャタの誇大妄想でしかないから笑。

 

もう赤ちゃんではないニャタ。その成長が、ますます大人との差を際立たせて(似て非なるものって目立つよね)、かわいい生き物だなと思う。

保育の場で子どもの心をどのように育むのか