よく歌い、よく笑う。

2015年10月に生まれた突然変異体ニャタは育っています

ガバテケ、ガバテケ

 母親や祖母を名前で呼ぶ新鮮さに、笑顔を抑えきれない4歳。そして、ニャタの名前を呼び返せば、もったいぶって「ガバテケ」と答える。

 時には何の脈略もなく、「ガバテケ」と呟いては含み笑いをしている。何なんだガバテケ。どこからきたのか分からない。

 毎日のように、新しい単語を喋れるようになる。今日は「ポット」、昨日は「シャンプー」。親としてはもちろん彼の成長が嬉しいけど、本人もまた、たまらなく楽しそうだ。たくさんの合併症を抱えた彼が、厄災の多いこの世に生まれてきて、出来ることが増えるのを喜ぶのは怖くもある。こんな毎日がいつまでもは続かないことを不安に思う。

 だけど今は、彼に言葉が次から次へと現れてきて、そんな中にガバテケのあだ花も。世間で意味のある言葉もない言葉も、彼にとっては大差ないのか?それとも、教わるばかりの立場に嫌気がさして、新語を造設してみたのか?

 少し前にも、何か独特の言葉を喋っていたような気がするけど、すっかり消えて、私も忘れてしまった。ガバテケもきっと一時期のことなのだろう。あと何回、ガバテケで笑いあえるのかな。