混ぜるのが好き。
はじまりは料理番組だと思う。おままごとも盛ん。それからブランケットを、こねくり回す感じで「マゼマゼー」と言いながらやっている。感触が気に入ったんだと思う。お風呂でも、ウレタンぽいお風呂用パズルのピースを洗面器に浮かべて、金魚すくいのおもちゃのポイでかき混ぜている。
以前は、色々な感触に接しさせようとする療育のプログラムで手が出なかったのだから、成長したものだ。
今は寝ながら、シーツをこすっていた。きっと混ぜ混ぜの夢を見ているのだろう。熱心な彼に、好きなことがあるっていいなあと思う。
「マエ、ウシロ」で何事も用を足してしまうのも、最近の進歩。「マエ、キューキューシャ、ウシロ、ユウビンシャ」と絵合わせカードの表裏を表現している。懐かしいパイパイにちょっと口づけしたくなった時は、「マエモーウシロモー」と照れてるけど、カアカアのパイは右と左だよ(自分が変わった動物になった気がする)。