よく歌い、よく笑う。

2015年10月に生まれた突然変異体(ダウン症)ニャタは育っています

兄弟愛

 兄弟が好きだ。具体的には、7歳で知的障害のあるニャタと、1歳半でいずれ発達障害と診断されるであろうニャトが、キャッキャしてるのが好きだ。

 ニャタはさすがにまだニャトよりしっかりしているところが多いけど、でももう追い越されているところも少なからずある。ニャトは色々と過敏だったりする。ある日ニャタは私に、「アレクサでお馬の歌をかけて」と言い、うつぶせに寝た。そしてニャトに、「上に乗って」と言った。そしてニャトも素直に兄にまたがり、ニャタは「お馬はみんな、ぱんぱか走る」と歌いだし、ニャトは笑った。

 私の他に大人がいると、ニャタはなかなかに手がかかる。身辺自立がからっきしだし、こだわりを発動する。でも、私と兄弟だけの3人でいる時は、途端にニャタはお兄さんになる。ニャトも、ぐずぐずとした赤ちゃんから、はつらつとした少年のように兄と遊び始める。

 そんな風に実用的に助かるからかもしれないけれど。私はなんだかとっても兄弟が好きで、今の私の生きる希望だ。