もともと朝が弱い私が、鬱っぽくなって更に寝起きは動けない。何て言っていられないのが、ニャタ7歳は6時には起きているし、ニャト1歳半は夜も朝もお世話に油断ができないのである。
「ニャタが可愛そうだから」と言って、毎朝のようにジイジが駆けつけてくれるところに、娘への愛を感じる。そんなこと言ったら昼から夜まで手伝ってくれるバアバに怒られそうだけど、バアバと私は口喧嘩が絶えなくて。
ある日、ジイジは7時にピンポンを鳴らして「宅急便です」と賑やかに入ってきた。ニャタへのサービスとはいえ、ニャトが起きていたからよかったけどちょっとうるさいなと思った。でも実は、6時にジイジがニャタにラインして、ニャトが起きていることを確認済みだった。
凄いのはその翌日で、ジイジは静かに入ってきた。ニャタが6時に、自発的に、「かあかあとニャトかねんねしでるのでやめくやさい」とラインしたのだそうだ。もっと小さい頃から気が利く子ではあったけど、こんな長い文章を書けるなんて、知らなかった。
更にちなみに、「2時に、ニャトちゃんを寝かしたよ。かあかあに乗って、ニャタに乗ったから、痛かった。お歌を歌ったの。アブラハムと、新幹線と、ジューキーズと。ニャトが『いや』って言った」だそうで。確かに夜中ふと気づいたら、はじめて川の字の真ん中の私を乗り越えて、ニャトがニャタのそばで寝ていたから、ニャタに潰されたら大変と、ニャトを私の方に連れ戻した記憶がある。それは、2時に起きたニャトをニャタが寝かしつけてくれた後だったわけだ。母さん全然気づかずに寝ていたよ。ありがとう。