何が出来ないのか
指さしで数える
並べたトミカを、順番に指さすことができない。なぜだ? 1個とか2個とか飛ばして、適当な感じになってしまう。たぶん、何をやっているか理解できていないんだな。「数える」という概念がない。いや、でも最近は5個くらいまで指を使って数えているんだけど。順番、といいながらお皿の順番に食べたり、やりたいことを我慢して別のことを先にやることもできる。だから「順番」ということもわかっているはず。なぜ順番に指さすことができないんだ?
文字という象徴
文字をわかっていないことも判明した。カルタみたな、絵と、ひらがな一文字が描いてあるブロックを持っているんだけど。「ひ」とひよこの絵みたいな。それの「ね」と「こ」を並べて、猫だよと言っても、わからないみたい。猫の真似をしないから、わかっていないことがわかる。「ね、こ」の順番にブロックを並べてごらん、といってもできない。間違えるだけじゃなくて、2個のブロックを重ねてしまったりとか、理解していない。
概念を持たない人に教える
教え方の工夫は?
概念を持っていない人に概念を教えようとするのは、困難である。言葉がわからないことよりも、更に困難である。ニャタが大きくなって、育って、何となくわかってくるのを待つしかないのだろうか。新しいことを学ぶということに積極的であることだけが光明である。
かまえ(セット)ができるまで待とう
ニャタのその小さな子供らしい性質をうまく使って、教えてあげたい、と思ってしまう。ニャタがどんどん色んなことを覚えていくのを、見るのが楽しいから。でも待ってあげないといけないね、急かしちゃいけないから。この不思議なニャタを、現状をそのままで、味わおう。