よく歌い、よく笑う。

2015年10月に生まれた突然変異体(ダウン症)ニャタは育っています

科学的な子育てを習おう

 

前頭葉の働きを理解すると子育てはこうなる

 ボタンを押したがる子どもにやらせたら、2回押してしまう。いたずらしてるんじゃない。うっかりでもない。前頭葉が未発達で抑制が利かないからだ。抑制というのは情動でなくて意志の方であって、ボタンを1回だけ押すという動作は、それなりに高度な運動能力を要求するのだ。

 

どうして子どもを怒りたくなるのか。躾が虐待になるのか。

 2歳の我が子に「あなたも大変ねえ」と思わず呟き、ふと思う。これを子どもの自由意志でやっていることと考えたら、大人から子供を類推してしまったら、「何やってるの!」みたいな叱責の対象にしてしまうのではないだろうか。そして、虐待している親の少なからずが、教育やしつけをしようと(少なくともはじめは)していたのだと主張する、その心理はこれなのでないのだろうかと。

 

子育ては習うもの

 妊娠中に、妊婦やそのパートナーは、子どもという特殊な生き物について学ぶべきだと思う。それが、虐待を防ぐと思う。本当は、それぞれの成育環境から負ったものを解消するべきでもあるけど、システムではそこまで対応できないだろうし。ただ、自己肯定感を高めるような、魔法の言葉は皆に届くようにできると思う。