「『早く早く!』って言わないで」って思われてそう
子供を急かしちゃいけないって知ってはいるけど、ニャタと3年ほどの付き合いの中で何回か「早く早く!」と言ってしまった。そうするとニャタは、「は、は、は」と言う。動作はちっとも速くならない。
でも「は、は、は」で良く雰囲気をつかんでいる。「は、は、は」なんて誰も教えてないのに、生まれつき脳みそにインプットされていたのが出てきたとしか思えない。
子どもが自発的に急ぐようになる
ある日、昼寝の準備で布団を敷いたりしていたら、ニャタはおままごとで料理を作り出し、何も急かしてないのに「は、は、は」と急いでやっているなあと思ったら、呼ぶ前に布団のところへ寝にきたた。もうすぐお昼寝だからって自ら急いで、自ら切り上げて寝に来たのだ。2歳にして偉い。
この話をバアバに伝えたら、「急いで作って美味しくできたの?」とニャタに聞き、「うん」と深く頷くニャタ。どこまでわかってるんだか、よくわからない不思議。
お母さん急かしてごめんね
ニャタが「は、は、は」と言う度に、今まで何回か急かしてしまったこと、そしてニャタがそんな技を繰り出すようになったことで、申し訳なく思う。だけど、ニャタの動作がちっとも速くなってないことに、この子どこまで急ぐってことをわかっているんだろうと、不安にもなる。
まあとにかく、できるだけ急かさず、でも時には急かしてもダメじゃないよねっていうスタンスで、見守っていくしかないんだな。ニャタのことを面白がりながら、ニャタが世の中を面白がれるように。