よく歌い、よく笑う。

2015年10月に生まれた突然変異体(ダウン症)ニャタは育っています

母親になるということ

 

ママと呼ばれて戸惑う

女の子はませてるね

  ニャタくんママ!と呼ばれてドギマギする。女の子は3歳にもなれば、立派に女だ。年長さんくらいのサイズ感の子に突然声をかけられて、「あああこんにちはもごもご」みたいな返事しかできなかった私は、女として負けた気がする。

パートタイムママですけど

  たぶんはじめて、ニャタくんママと呼ばれて、咄嗟に「誰?って私じゃん!」みたいになった。病院に子どもを連れて行った時とかに、「お母さん」と呼ばれたり、子どもに対して看護師さんが「ママいるから大丈夫よ」みたいに声をかけてくれたりはあった。でもなんか、キラキラした女の子に堂々と宣言された「ニャタくんママ!」は、思い出しても照れる。いやー私なんて子ども預けてフルタイムで働いちゃってるし、とか言い訳したくなる。

  

新しい人生へようこそ

子の親として生きる

   これから子どもが学校に通ったり、世界が広がって、私もすっかりニャタくんママになるんだろうな。格好をもう少し気を付けなきゃ、いいかげん服も買い換えないと。

ママって呼ばれて嫌ですか?

  自分の名前で呼んでほしい、私は私、みたいな話を聞いたことがあるけど、私は逆だ。ニャタくんママになれたことが嬉しい。もっとニャタくんママでいたい、と思う。まあこれもビギナーだからなのかな。そのうち飽き飽きするのかしら。