スペシャルニーズの日々

この世界を楽しく生きていくために。

初めて字を書いた時を覚えていますか?

 小さな手にボールペンを握らせて、その手を包み込むようにして、「も」と書いた。狂喜乱舞して喜ぶニャタ。2歳にして初めて字を書いた瞬間。

 「も」はニャタが好きな文字。木琴の「も」。カルタみたいな玩具に、木琴の絵と、「も」と書いた札がある。玩具の木琴を持っているニャタは、木琴の絵を見てすぐに合点し「も」を覚えたらしい。「も」をみると何かを叩く真似をする。

 メモ用紙にぐるぐると落書きをするニャタをみての思いつき。そうだ、最近読めるようになった平仮名を、書かせてあげよう。そして人生初めての書字。嬉しいね。でもあんなにも喜ぶとは思わなかったよ。100均のメモ帳で、「も」と書いてはメモを破り、「もう一回」と人差し指を立てて要求し、新たなページに「も」と書き。何度も何度も。「も」と書いて破り捨てられたメモの山ができ、メモ帳は薄くなり。そこに溢れるニャタの情動、欲への衝動、象徴の世界へようこそ。

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