子どもを育てるにはいろいろなものごとが必要で、環境を整えるのも大切なことの一つ。そう思って、頑張ってきたし、今も気持ちをしっかり持って、夫と別居している。一人で抱えないで、周りに相談するのも大切なこと。そうすると、シェルターだとか、家庭裁判所の調停だとか、何やら物々しい言葉も聞こえてくる。
思えば遠くに来たものだ。結婚して、出産して。独身の頃を思い出そうとすると、気が遠くなるというか、気絶しそうになる。現実から離れないように、仕事を一つの拠り所に、ただただ可愛い子どもだけを見つめて。
私の体は、どこまで持つのだろうか。お金は、どれだけ使っていけるのだろうか。私を助けてくれる親は、いつまで元気なのだろうか。
お母さんがしっかりしないと。お母さんが笑っていないと。お母さんさえちゃんとしていれば、子育ての環境は大丈夫。