2018-05-01から1ヶ月間の記事一覧
しばらく連休がないこの季節、気持ちが暗くなる。夏休みまで、まだ遠い。過ぎ去ったゴールデンウィークは、思ったより疲れなかったどころか、一息ついて、自分がアトピーだらけであることにも気づけた。 いくら2歳のニャタが活発になって、自我も強くなった…
いま目の前にある世界、これまでもこれからもずっと変わらないように無意識のうちに信じている世界が、どんどん移り変わっていくものだということを、子どもに伝えたい。このままの言葉で言っても、子どもの言語能力が育ってからわかりやすい言葉で話したと…
私は自分の子どもが好きだ。そして、そうでない人もいるだろうなと思う。私の子どもは障害児で、これから親子でいろいろと苦労もするだろうから、何というか遠慮なく言っていいような気がするんだけど、とても可愛く感じられる。顔立ちも私の好みで、笑顔が…
家電を奮発するなんて、昭和的ノスタルジックな世界観だなあと思いながら、痛い出費をした。花粉症やら梅雨やらで、なかなか洗濯物の乾燥が難しい日本だし、子供がいると洗濯物が多い上に、ベビーを転がして干したり何だりするのも大変だし、衣類乾燥除湿器…
もし我が子のクローンが作れたら、どうする? もう一人ニャタがいてもいいなあ、なんてにやけてしまう。可愛い盛りの2歳半、ニャタなら何人でもウェルカムだよ、多い方が賑やかでいいね、なんて。しかも、ニャタがもっている障害が無いバージョンのニャタが…
我が家に生息するかわいい生き物が、進化を遂げた。2足歩行をするようになった。例えば、床に座って遊んでいて、私の髪の毛が抜けたりして、ゴミ箱に捨てたい時がある。でも、立ち上がって捨てに行くのは面倒だ。そんな時、彼に頼むと、得意顔のclumsy hand…
デパートに行ってきた。久しぶりに。最近外出ができない理由のニャタが2歳半、妊娠後期も外出を避けたから、かれこれ3年ぶりだ。 赤ちゃん連れでデパートに来ている家族もいる。デパートにも、授乳室やら、何ならお預かりのベビーシッター室みたいなサービス…
読みやすく、面白い。「べてるの家の『非』援助論」。本書で紹介される「幻聴さん」は、めちゃくちゃなのに良く伝わってきて、それを知ることで自分の心が喜ぶのを感じる。なぜかと考えれば、自分もパーソナルなイメージをもって生きていることに、改めて気…
まだ二語文をしゃべらない、2歳半のニャタくん。そのわりに、随分とややこしいことを伝えてくるのは、ベビーサインで話しかけてきた効果なのか。母子の相互作用で、お母さんが勝手にニャタの言いたいことを想像して煽ってるだけなのか。 「お母さんはここに…
精神科の先生って、精神科の患者でもある人が多い。これは、精神科やそれがある病院で勤務している人とか、精神科にかかってきた人とか、そういう精神科医と接したことのある人たちの大半が思うこと、と言って言い過ぎではないと思う。そうですよね、皆さん…
ニャタの歩き方は、おかしい。2歳を過ぎて、ようやっと歩き出したのは喜ばしいことだけど、両足を広げてドタドタと歩く。10歩くらいで、バランスをとり切れなくなってしゃがみ込む。小脳に病気がある人の、運動失調に似ている。 それに加えて、両手を挙げて…
いかにも、さすがな、中井久夫先生のお話。しかも、看護師たちに語りかける口調で、読みやすい。「こんなとき私はどうしてきたか」医学書院より。 患者から医療者への暴力に言及し、具体的な対処を述べているところも、貴重だった。その件についてはそっとし…
「かわいそう」と言われることが、嫌な人がいる。「障害があるなんて、かわいそうな子どもだね」と言われるのは嫌な母親の方が、多いのかもしれない。 「かわいそうなんかじゃない」というのが、その理由のようだ。歩けなくたって、しゃべれなくたって、IQが…
「介護するからだ」という本を読んだ。 介護の現場に学者さん(著者の細馬宏通氏)が潜入して、そこで行われていることを、私たちにわかりやすく解説してくれる。もしかしたら、介護者の人たち自身さえ言語化、つまり意識化してないことも、立ち現れる。そし…
出生前診断の話題が最近増えて、当事者として、複雑な気持ちだ。 例えば、妊娠する女性は葉酸をサプリ等でも摂取することが勧められている。ママの体内に葉酸が足りないと、赤ちゃんの神経系に障害が発生するリスクが高まるからだ。それから、妊婦さんや周り…
子どもの障害をカミングアウトする時、少し戸惑う。気にしないで言った方がいいのかなと思っていたけど、「あまり気楽にいいふらすと、聞いた方が反応に困っちゃうでしょ」みたいなことを注意されてから、余計に困るようになった。 それでもお伝えしておきた…