よく歌い、よく笑う。

2015年10月に生まれた突然変異体(ダウン症)ニャタは育っています

自己主張の芽生え

 キャッチボールをしながら、「小さい投げると(手をひらひらさせて部屋の隅の家具の隙間を指す=そっちへ転がって行ってしまう)。大きい投げると(振りかぶって投げる真似をして、私が持たされているグローブを指す)届く」。ニャタは大発見をして、しかもそれを伝えることが出来た。そうだね、投げ方で届くか違うよね。

 濡れてしまったパジャマのズボンを脱がし、洋服を着るのを嫌がるので、下半身パンツ一丁で食卓の椅子に座らせた。そうしたら、やっぱりズボンを着ると言うので、椅子に座らせたまま、私はタンスへ服を取りに行った。そうしたら、後ろから「ブシュ」という声が聞こえる。「どうしたの?」と聞けば、今度は大きな声で「クシャーン」と。早くズボンを持って来ないと、寒くてクシャミがでちゃうよ!ということらしい。なんと小生意気な。

 クリニックへ行き、受付の方が席を外していたら、「せんせー!僕来たよー!」と大きな声で叫んでアピールした。

 5歳に向けて、変化してきているニャタ。でも、自称3歳で、誕生日が来たら5歳になって、次に4歳になるそうだ。自由だね。