ピンクがブームのニャタ。「っぴん、くー」と言えるようになったのが嬉しいのかも知れない。ピンクのズボンを履きたがるけど見つけられなくて、女の子用の、リボン模様がついた、ピンクのスパッツを履いている。ほぼ4歳男子、紙おむつ着用でもこったピンクスパッツの後ろ姿を見ると、ニャタらしいなあと思う。
今朝は朝食中に、ピンク、ピンクと連呼するが、「何がピンクなの?」と聞いても違う違うとぐずる。ベランダの外を盛んに指す。今日は療育の日。「‥もしかして、ヒロくん?」と聞けば、嬉しそうな顔で「ひ、っろくーん」といい直し、人差し指でこめかみを抑えて首をかしげる。勘違いしちゃった、のポーズ。我ながら、よく分かってあげられたなと、私も満足。(お友達のヒロくんと今日も遊びたいんだね。)
療育の送りはバアバに託して、私が先に出勤する。玄関まで、なぜかニャタも自分のバッグを持ってお見送りしてくれる。早く歩く真似して、転ぶ真似して、ゆっくり歩く真似して。「急ぐと転んじゃうよって言ってくれたんだね。ありがとう、ゆっくり行くね」と答えればニッコリ。玄関ドアを開けると、耳たぶを触って、熱いのサイン。「大丈夫だよ、今日は暑くないよ、ありがとうね」「ニャタ大好きだよ」と言って、私はドアを閉めた。