よく歌い、よく笑う。

2015年10月に生まれた突然変異体(ダウン症)ニャタは育っています

子育てグッズ、泣き方のバリエーション、赤ちゃんの笑顔

 お母さんになったのに、全然赤ちゃんのことを書いてなかった。今はおっぱいを飲んだ後、また寝てしばらくして、そろそろ起きるらしく手足を伸び伸びしてるのがすごくかわいい。表情もいろいろしながら、「猫のポーズ」とか「自由の女神のポーズ」とか、いろいろしている、と思ったらブーとおならして薄目を明けた。そしてまた寝息。本当にかわいい。それに結構おもしろい。

 寝ぐずりをするようになって、首が座っていないからお布団に寝かせて体操したりおもちゃを見せたり触らせたりして遊んでいても、「眠くなってきたから抱っこしてくれ」と泣くようになった。お腹が空いたときの泣きよりも甘えた感じ。紙おむつを使っていて、おしっこはしても表面がさらさらのままだからか、「おむつが濡れたよ、替えてちょうだい」と泣くことはない。NICUで哺乳の練習をしていた時は、上手く飲めないと口をすぼめていじけたような顔をするのがいじらしくてそれもまたかわいらしかったけど、最近では飲めるようになったのでその顔は見られなくなった。そのかわり、授乳中にちょっと乳首が離れると、「飲みたいです」っていう目も口も大きく開けたやる気の顔をする。それから、何かの時にふと見せる、すごく繊細な笑顔。目を細めて、いたいけで。

 赤ちゃんグッズは私の母が積極的に寄贈してくれて、いいものが豊富に揃っているのが、産後やこの子の入院で大変だった時にも助かった。手作りのかわいく心地よいお洋服。はじめからこのガーゼで包まれて育つはずが、NICUの綿で無地の単肌着でしばらく過ごすことになって、何となく「お母さんごめんね」と思ったけど。レンタルしておいてくれた、ベビーベッドやクーファン。産前にはうまく想像できなくて選べなかったけど、お任せしておいて良かった。

 まだ首も座っていなくて早すぎるのに、寝返りの練習のようなことをしてパタパタっしている。手の先にジムのおもちゃを置いておいたら、ちゃらちゃら鳴らしている。喜んでいるように見えるのは、お母さんの考えすぎかな。夫の言うように、私はダウン症候群を気にしすぎているのかもしれない。毎日の楽しい子育て。それが私、お母さんのトピックス。