よく歌い、よく笑う。

2015年10月に生まれた突然変異体(ダウン症)ニャタは育っています

私の味方はどこにいる

 書きたいことがたくさんあっても、どうしても書けない毎日で、何とか生活をしている心身の状態なのだけれども。それでも強い動機があればこうして書くのだな人間というものは。

 今朝、バアバと喧嘩した。子どもたちの前で、いけないこと。限界だった、シャワーは決まった時間なんて無理で子どもたちと一緒も成り立たなくなり、24時間以内のいつかが48時間になり72時間になり、とうとう最後がいつだったか分からなくなった。食事は1日1食も、座って落ち着いてなんて食べられないし、前はそれでも食べなきゃって大食いしてたけど、もう食べられなくなった。もちろん寝られていないから。

 それで、バアバにわーっと言ってしまった。バアバは私を無視した。10代になって私が言い負かすようになってから、いつものパターン。あなたは言い方がキツイ、あなたとは分かり合えない、と言われている。それでも、甘えかもしれないけど、子どもたちにとってはバアバに助けてもらう方がいいかなと思ってしまって。

 ニャトは怖がってしんとしてしまった。ニャタは大人しく自分のやることをやっていたけど、冷静に、「母さんがたくさんしゃべったから、バアバもお返事した方が良いよ」と言ってくれた。私に、見方が現れた。生まれて初めてかもしれない。こんな日がくるとは思わなかった。ニャトを妊娠している時、ニャタを抱え離婚の兆候もあり母のサポートも上手く受けられていない私に、助産師さんがわざわざ担当でついてくれて、「この子はお母さんを助けてくれるようになるよ」と言ってくれた。でも、ぜんぜん実感がもてなくて、今までそういう存在を知らなかったから。でも、ニャトではなくて、先にニャタが、私を助けてくれた。

 喧嘩を見せたこと、ニャタに気苦労をかけたことを後悔しなきゃいけない日なのかもしれないけど。感動と、嬉しさと、こうして私たち親子はやっていける!という気持ちでいっぱいになった日。ごめんね、ありがとう、ニャタ。そんなニャタを棒で叩いたりタックルしたりしちゃダメだよニャトいくら好きだからって。