スペシャルニーズの日々

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施設に入ろう

 

在宅介護、在宅医療、そんなに良いもの?

本人も家族も大変

  在宅介護は、やっぱり大変だと思う。おむつ替えだって、赤ちゃんならともかく、高齢者は成人並みの体格だからね。妻が夫の介護だと、だいたい自分より大きく重い人を持ち上げることになる。しかも一日に何回も。そして痰の吸引が必要な人なら、夜も数時間おきにやらなきゃいけない。寝返りだって3時間おきだし、自動体交ベッドはあっても完璧じゃないから、人力も必要だったりする。無理目の大変。

 そうすると本人だって、無理やりっぽく体を動かされたり、適宜頻回のケアを受けられなかったりして、大変。介護保険でヘルパーを一日数回入れてもね、はっきり言って足りないよね。

施設のメリットは大きい 

 最近の施設はきれいで明るい。薄暗く薄汚い昔の木造小学校みたいなのを想像していたけど、さわやかで快適な空間であることがほとんど。公立でも。

 スタッフは交代勤務で充実してるし(いくら人手不足でも、施設スタッフみたいにシフトを組める家族なんてほとんど無いよね)、何より設備や装置がある。車いすのままで廊下はもちろんトイレだって入れる。お風呂は大きく手すりが付いて、機械浴だってできる。

 

そりゃあ家が良いけどね 

在宅で喜ぶのは誰?

 自分が入院や旅行から帰って来た時、自宅に戻ると心からほっとする。素敵なレストランで食事するのもたまならいいけど、毎日ならお茶漬けでもインスタントラーメンでも自宅で食べる方が好き。施設よりもたとえ入浴する回数が減っても、自宅が一番。

 でもそれは、元気だからだと思う。入院した時は、病室や看護師さんの安心感すごかった。

 結局、在宅を喧伝してるのは行政じゃないの?それは費用的な発想なんじゃないの?偉い政治家とかで、自費を使わずに介護保険医療保険だけで(自己負担分もあるけど)、満足な晩年を送った人っているの? 

夫婦で老人ホームは良い感じ

 今まで見てきた中で一番良いなと思ったのは、老人ホームに夫婦で入居している人たち。施設のメリットを享受し、家族と暮らしている。一人で入居している人よりも、部屋には良い意味で生活感が漂う。

 夫婦でなくても、被介護者と介護者が一緒に施設に入っちゃえばいいんじゃないかな。ハード面でお金はかかりそうだけど、在宅にヘルパーをいっぱい派遣するような人件費は削減できる。人件費ってお金の問題じゃなく、人間として、人間社会としての在り方を考えた時にも、疑問を感じる。だけど、それ以外はお金で解決できる問題はすれば良いと思う。

 ということで、税金投入なりなんなりで、被介護者が発生したら介護者もろとも入所するという選択肢を、ぜひ。

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