宅急便が届いた、ジイジから。品目と解説の、自筆リスト付きで。
一つ目、パズル。「脳細胞が活性化します」とのこと。
二つ目、輪投げ。「脳と手の連携が向上して、運動神経に良いです」と。
三つ目、タンバリン。「ただのおもちゃです。うるさかったら捨てて下さい」??楽しそうで思わず買っちゃったの?それとも貰い物?タンバリンも知育玩具だと思うけどね。いわゆる情操教育になるし。だいたい、知育玩具ってなんなんだろうね。いろんな遊び方ができるおもちゃはみんな、知的発達に良さそうだけどね。教育ジイジとしては、タンバリンは許せないところがあったんだろうか…でも送ってくれたのね、ありがとう。
それから、作業所のクッキー。「近所にある社会福祉法人の商品を買うことにしました」。父は幼少期を大阪で過ごし、値段が安いこととかお買い得であることに至上の価値を感じるのだと思っていたのに、父が変わることなんてないと思っていたのに、ニャタのパワーはすごいなあ。でもとっても美味しいクッキーだったから、結果的に元々の父らしさも守られていたよ。
電話好きのニャタは早速、「ジイジ(に、お礼の)電話(しなきゃ!)」サインを繰り返して、私に電話をかけてもらうことに成功。父はこんな話し方を小さかった私にしていたなあと懐かしく思い出される調子で、ニャタでも私でもない名前が呼ばれた。あとで母に聞いてみたら、「あなたの愛称だったじゃない」だって。人間ってびっくりするようなことを忘れるんだね。