ある朝ニャタが「んーななぶ。んーななぶ」と言いだした。目覚ましだな、とピンときた。バアバのガラケーで、7時のアラームで振動音が響くから。
生後1か月にもならないうちに、高熱を出して入院したニャタ。新米母で心身ともにふらふらだった私は、言い訳にもならないけど、発熱に気づいてあげることができなかった。なんだかミルクの飲みが悪くてぼーっとしているので、「おかしいんだけど」と家族に声をかけたら、抱き取った家族が「熱い!」とびっくりして。熱を測ったら39度あって。
それ以来、毎日何回も、ニャタの体温測定を止められない。数字が読めるようになったニャタは、「ななぶ」「ごぶ」「くぶ」とその3つだけ読み上げる。ちなみに、6も「くぶ」と読む。ちなみに、36.7℃は「くぶ、ななぶ」になる笑。
そこで冒頭の「んーななぶ」。目覚ましになりきったニャタ、物になってみるの初めてかもしれない。また一つ成長の証だね。