よく歌い、よく笑う。

2015年10月に生まれた突然変異体ニャタは育っています

喋れないけど喋れる子、だーれだ?

 喋るっていう漢字、蝶々みたいだね。近所を回るお散歩をした。ニャタはすれ違う誰にでも「(こんにち)は!」と言うけれど、タイミングがすれ違った直後でもあって、ほとんど相手に気づかれない。時々私が、「ご挨拶できて偉いね」と頭を撫でてあげる。

 でも実に色んな人たちが、ニャタをかまってくれる。工事現場の見学をしていた時は、おじさん達が「こういうの好きなんでしょ」とばかりにニヤニヤしながら、チラチラとニャタを見ていた。もしかしたら前もお会いしたのかもしれない。バアバとの散歩の方が多いから、私としては初めての人がニャタに「また会ったね」と言ってくれることも多い。

 ニャタがお巡りさんに敬礼するせいか、緊迫していないご様子の時は「こんにちは」と声をかけてくれる。ゴミ収集も今は色んな時間に色んな業者が回っているようで、午後の散歩でも出くわしては見学をするけど、去り際に「バイバイ」と手を振ってくれる。宅急便のトラックは、後ろのドアが開いていると、近づいて行ってのぞき込んでしまう。ご迷惑にならないように私が引っ張っておくのだけど、今日はお兄さんが「見ても面白い物ないよー」なんて言って見せてくれた。杖を突きながら歩いていた高齢の女性は、ニャタが歩き方を真似したので冷や冷やしたけど、「あら上手ねー」なんてニッコリしてくれた。

 それから、コンビニのレジの人や、同じようにお散歩している親子も。小一時間で、20人近くもの人と触れ合った(工事現場に5人とか、まとまった人数の所もあったので)。

 発語はニャタにとって「発達の遅れ」が強く表れている分野だけど、話相手のおかげで、量も質もこんなにも豊かなコミュニケーションができる。だから泣かないで、過去の私。

乳幼児精神発達診断法―0才~3才まで

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