スペシャルニーズの日々

この世界を楽しく生きていくために。

限りある人生を生きる子ども

 なかなか立派なクリスマスツリーが、居間の片隅に飾られている。ニャタもそろそろ楽しめるだろうと、バアバが用意してくれたものだ。確かに、3歳になったニャタは、飾りを喜んで自分でも配置換えしてみたり、LEDライトをつけたがったり、楽しんでいるようだ。もっと小さい頃のように、引っ張ったり口に入れたりして危ないこともない。

 ニャタはこれから人生の楽しみが沢山ある。まだ、ケーキも食べたことが無い。今はまだキザミの離乳食だし、ごはんとおかず以外は好まないので、クリームをスプーンに乗せても口を開かない。いつか、甘いお菓子の喜びを知るのが楽しみだ。それとも、一生お菓子を好きにならなくても、それも良い。健康に良い。

 海も見たことない、山に行ったこともない。食事の用意とか寒暖の調節とかいろいろ難しくて、あまり出かけられないし、そもそも乗り物酔いが酷くて遠出できない。でも、海や山を知らずに一生を終えたとしても、それはそれで良い。ニャタは今、自分の知っている限りの世界で充実し、満足しているのだから、無いものねだりをする必要はない。

 ニャタの満ち足りた世界が、カラフルさを増していくけれども、いつまでも可能性を残している。そんな素敵なものを見させてくれて、ありがとう。明日も近所の踏切まで、お散歩に行けるといいね。

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