よく歌い、よく笑う。

2015年10月に生まれた突然変異体(ダウン症)ニャタは育っています

子どもの歯が抜けた

 歯がぐらぐらして、すごい嫌だった思い出がある。ニャタの前歯がぐらぐらしているのに気づいた歯磨きタイム、まず思ったのはそれ。でも自分は小学生の時だったし…ニャタは発達が遅い子だし…おかしい。歯医者さんにみてもらったら、顔を打ったりして早くに抜けてしまうこともあるらしい。もちろん、乳歯が抜けたからと言って永久歯がその分早く出てくることも無くて、歯抜け期間が長くなる。(抜けないように固定することのニャタの場合のデメリットとか、差し歯みたいなのを作る必要がニャタの場合無いことなども教えて頂いた。)ところでニャタは顔を打ったこともないし、パイパイが好きで私の貧相な胸にガシガシと寝ぼけてやってるからではないかと、私はこっそり思っている。

 あれから数か月、ぐらぐらは少しずつ悪くなって、それから少し良くなったかもと思っていたら、ある日急に悪くなって、そして歯は床に落ちた。(ニャタの場合、99%誤嚥して窒息することは無いと歯医者さんに言って頂いていたけれど、1%に入らなくて本当に良かった。)

 ニャタに悪いことしたかなあとも思う。歯を守ることが出来なくて、もしパイパイのせいだったなら、適切に卒乳できていなくて。でも、私自身が子どもの頃にあんなに嫌だった歯のぐらぐらなのに、ニャタは不機嫌になること一つなく、抜けた時もパニックにもならずに、我が子ながら偉いなあと思う。そんな偉い子だから、こんなお母さんでも大丈夫だよね、と思いたい。

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