よく歌い、よく笑う。

2015年10月に生まれた突然変異体(ダウン症)ニャタは育っています

子ども時間の生活

 自分でスケジュール管理をやりはじめたニャタ4歳、中身は1~3歳。朝起きて、しりとりカードと神経衰弱ゲームをしてから、朝ごはんの支度。朝ごはんを食べ終わって、ボール投げをしてから歯磨きと着替え。ビデオを見てから散歩に行って、帰ってきたらまたビデオを見てから昼食。こんな感じで、まあ付き合ってられない。

 よくも次から次にやることを見つけてくると思う。半日くらい先のことまで決めている様子だし。1日が48時間か、まあ30時間くらいあれば、それでも回るのかもしれない。そこまで無茶苦茶ではなくて、ある程度はやらなきゃいけないことやその順番を把握しているようなので。しかし、一日は24時間なのである。ある程度、声掛けして早回ししないと回らない。サブリミナル効果のように、「そろそろお風呂かな!」とか呟いては見ても、かえって藪蛇な様子。最終的には、強制的に食事の席やお風呂へ運搬するけど、体のサイズや動きの力が増大していて限界も近い。

 今日は私に心身の余裕があったので、極力ニャタの思い通りに過ごしてもらった。その結果、急かしまくる平日と大差なかった。入浴や夕食あたりで理想より1時間の遅れが生じたけど、満ち足りていてご機嫌がよかったので、(勝手に)予定していた遊びをスキップしてくれたりもしたので。

 そしてニャタが寝ている今、私が動けない。残りの家事をしなきゃいけないのに…。踊ったりニャタを持ち上げたりして体力も尽きたけど、相手の時間に合わせて行動するのって疲れる。それは逆にニャタもそうなんだろうけど。だいたい0歳の時に昼夜問わず3時間おきのタイマーで授乳している時から思ってるけど、子どもと大人と生物として違う生き物が共生していくのって無理がある。直母の自律哺乳な健常児だって、夜泣きがあったりとか、きっとそうでしょう?

 時間と体力とお金がある限り、一人の時間に自分を労わることで、子どもに合わせた生活をしていければ子どもが育っていくのには良いんだろうなあ。その前提条件が無いんだけどね。