朝ごはんの支度をしている時に、ニャタの歌声が聞こえてきた。赤ちゃんの頃は抱っこして、その後はキッチンにイスを持ち込んで座らせて、台所に立ってきた。でも最近は、台所に座っているのも嫌だし、一人も嫌で「遊んで遊んで」で、朝ごはんの支度をするのに苦労していた。それが、一人でおままごとをしていてくれたりするようになって、今朝なんかはご機嫌に手遊び歌をしているのだ。すごいことだ。
ありがたいことに、ニャタは何でも食べる。野菜も色々。肉も魚も。お米も(形状がキザミでスプーンを自分で持たなくて、お菓子類は食べなくて、飲み物は水だけと決めているのはご愛嬌)。
オムツは外れないけど、それで困ることもなく、出かける時も寝る時も気にしなくてよくて便利だなんて思っている(こんな母だから外れないのか)。
手をつないで散歩するのがありがたすぎて、差し出した手を握られる時、そしてニャタが私の手を握るとき、「この一瞬よ永遠に」と思う。