「僕はもうすぐ5歳になるので、ボールを買ってください」と言った。完璧な文章、しかし内容はどうなのか。空気を読む派の染色体のはずなのに、と思うことが多々ある今日この頃。100均の店先で、周りの人に聞きとられたら、あまりに健気だし。私は教育的じゃないくらいに、物を買い与えているし（100均の大きいボールは色違いで3つ目、小さいボールも2個セットのと、コンビニでアンパンマンのボールも買ったし。アマゾンでサッカーボールと、グローブと野球ボールのセットも買ったし。それが全部、この1－2年以内のことだし）。
言葉のカードを見て、望遠鏡が欲しいと言い出した。カードは何年も前から持っているのに、急に言い出した。それこそ5歳のお誕生日に買ってあげようかな。それか、ベビーカーは小さくなってきたし、三輪車も漕げないまま小さくなってきたし、何かキックスクーターのような乗り物はどうかな？ そんな話を最近しているから、冒頭の発言があったんだな。学習機能が学習中のニャタ。
食事の時、スプーンを2本用意すると、「あまってるよ」と1本片づけて欲しがる。1本は私が食べさせる用、もう1本は自分で食べる用だと思っているから、自分で食べたくないから。そして笑いながらジイジの真似をして、指折り数えるように「パンツ換えない、おまる行かない、ラジコンやらない、ブロックやらない、散歩も行かない」。そして逆の手で「パンツ換える、ラジコンやる、ブロックやる、散歩も行く」と、預けている間、オムツ替えを拒否して手こずらせている様子である。
5歳を迎えることを、怖くて想像できなかった。あと1か月少し、先のことを考えるのはまだ少し怖いけど。いっしょに5歳を迎えようね、楽しみだね。
