よく歌い、よく笑う。

2015年10月に生まれた突然変異体(ダウン症)ニャタは育っています

明日の予定を組み立てる

 鼓膜にチューブを入れて、中耳炎が良くなった。でも、数日前から耳を気にする素振りがあった。見た目では何ともなっていなくて、せっかく良くなったところなので認めたくない気もちもあって、様子を見ていた。

 今日は通所の送り迎えを母に頼んで、私は仕事に行った。母からラインが来て、「ニャタが耳を気にしています」と書いてあり、とうとうその問題に向き合う時が来た。急ぎ耳鼻科の予約を取らなきゃいけないけど、ニャタは大好きな通所を休ませて荒れないだろうか。母に電話して、「明日、通所を休んで耳鼻科に行くか、ニャタに聞いてみて」と頼んだら、「ニャタに聞くの?…聞いてみます」と言われた。ニャタに判断をさせるのか?そもそも会話が成り立つのか?という母の雰囲気だった。

 電話の向こうで、ニャタが、私と直接話したい旨を言ったようだ。「カアカア!」と電話に出てきた。「お耳の先生に行って、それから、『教室』に行くよ。〇先生と、△先生がいるよ」と言った。そうだ、そうだね、耳鼻科に行ってから教室に行けばいいね。母さん思いつかなかったよ。

 ニャタを信じて良かった。期待を裏切られるのが怖いけど、信じないと育たないし、私も気をしっかりもって信じていくよ。