よく歌い、よく笑う。

2015年10月に生まれた突然変異体(ダウン症)ニャタは育っています

守るべき者たち

  ニャタを預かってくれるという話が、複数からある。バアバが短時間とか一晩とか、ショートステイとか。考えると私が寂しくて、とてもお願いできない。授乳中に物を持ってきてくれたり、役に立つところもある。でも、それだけじゃない。授乳中に食事やオムツのお世話が重なって大変なのに、そばにいて欲しいと思う。私はニャタが大好きなんだ。

 ニャトは生後2ヶ月で、歌を歌う。ニャタお気に入りの「どこでしょう」をみんなで歌っていると、あーあーうーうー言う。「むすんでひらいて」を歌うと、腕は動かさずに指を微妙ち頑張っている。今日は、電話から聞こえるバアバの声に、あーうーと話しかけていた。私を見ると嬉しそうに笑う。首が座る気配はない。

 私は産後で赤ちゃんのお世話と上の子がいて、上の子にとっては唯一人の親で、他にも理由があってすっかり疲れたのだと思っていたけど、どうももっと体質的なことで要注意らしい。子どもたちのために、私は元気で十分に機能しなければならない。自分で言うと甘えっぽいけど、ちょっと努めてゆっくりする。先週くらいが最悪で、もう動けなくなりそうと思ってしまった。でも、体質的と言うには急激な感じで良くなってきて(助けてくれたバアバに感謝)、しばらくこの状況はどうにもならないと悲観していたけど、動ける気持ちなだけでこんなにも幸せに子どもたちを眺められるものかと思う。