よく歌い、よく笑う。

2015年10月に生まれた突然変異体(ダウン症)ニャタは育っています

興味津々のお喋りさん

「間もなく一番線に快速イタチコバチ行きが参ります。危ないですから、白線の内側までお下がりください」と、ニャタのアナウンスが聞こえる。iPadでホームを映した動画をよく見ている。イタチコバチは、私には東日本橋に聞こえたけど、そんな行先の電車は無さそう。

「分かりますか? 大丈夫ですか? イチ、ニ、サン!」と救急隊がストレッチャーに乗せる掛け声も良く聞こえてくる。

私が台所にたっていると、そのうちiPadを自分で見終えて、やりだす。

夫がコンビニに行くと、「どこに行ったの?」「何買ってきた?」と質問攻め。ゴミ出しの準備をしていると「何ゴミ?」。スーパーに行くと「どこ行ってきた?」「(レジは)何番だった?」。分かってることも聞く。ゴミの曜日とか覚えている時もあるのに、「今日は何ゴミだと思う?」と聞き返されると、たぶんわざと間違えて答えることもある。言葉のやり取りをするのが好きなのだろうか。

 お腹の人は今日も頑固に斜めになっている。胎動は少しずつ強くなってきた。ピークアウトするこの時期にそれが良いことなのかとも思うけど、悪くはないだろう。憧れの痛い胎動は1-2回しか無いけど、なんだか私の体ごと横に移動しそうな胎動が出てきた。まあどんな人であろうとも、やること=その人に合わせてやっていくということは変わらないのだから、心配しても仕方がないと自分に言い聞かせる。

私はこの人たちのために、もっともっと強くならないといけない。