よく歌い、よく笑う。

2015年10月に生まれた突然変異体(ダウン症)ニャタは育っています

3歳からの記憶力と理解力

 録画した「おかいつ」を繰り返し見ながら踊っていて、振りを間違えていた。ニャタ3歳DQ60(そういえば発達検査受けてから結構経つから今も60か分からないけど再度受ける必要もなし)。これまでは、体を動かす能力がついていかなくて、結構覚えている感じはあったけど、ところどころ正確に踊れるねっていう感じだった。それが、ほぼ通して踊れるようになって、気づいたことには時々間違えるのだ。その間違え方とか頻度とかが興味深い。1番と2番で間違えるというより、印象的な振りを順番を間違えて早くやっちゃう感じ。そうであれば、記憶力というよりも、注意力とか前頭葉機能に依存しているのかなあ。

 食事は相変わらずのキザミ食スプーン介助。バアバと3人で食事をした時に、1週間以上前とか数日前とかに、私が「うっかり自分の食事をニャタに食べさせそうになった!」とバアバに言ったことがあった。半分冗談で、半分はバアバがたくさんお皿を並べてくれたし、ニャタのお話のお相手もしながらで本当に間違えそうだったのもある。そうしたら今日、ニャタが食事中にムセた時、私のご飯を指して私を指してニャタの口を指すのだ。つまり「お母さんのご飯を、お母さんが僕に食べさせたから、ムセたよ」という言いがかりのクレームだ。よく数日以上前の話題を覚えているし、その場で大人どおしの会話を聞いて理解していたものだし、呆れる。

 人格とか考え方とか、人間ってこういう風に作られていくんだなあと感じる。どんな経験をして、周囲の人間がそれに対してどういう反応をして。もちろん、気質というものもあるのだろうけど。 

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